髭脱毛をしてから毛が抜けるまでの期間はどのくらい?
脱毛してから抜けるまでの期間はどのくらいかかるの?と気になっている方も多いですね。脱毛の施術を受けた後、毛が抜けるまでの間は少し時間がかかります。その期間はどれくらいなのかを解説するとともに、脱毛の効果が得られる回数と理由や、脱毛後のケアと注意点を合わせて解説していきます。ぜひ、参考にしてください。
髭脱毛で毛が抜け始めるまでの期間や回数
脱毛の施術を受けた後の毛はすぐに抜ける訳ではありません。時間を置いてからその後、個人差はありますが少しずつ抜けていきます。
また、髭の脱毛は他の部位よりも時間がかかるため、脱毛に通う回数も多くなります。この章では、施術を受ける適切な時期や回数も解説をしていきます。
期間
脱毛の施術を受けた直後に毛が抜けてくることはほとんどありませんが、一般的には約10日~3週間と言われています。抜けてくる時期には個人差がありますが、毛根と毛の繋がりが離れて少しずつ抜けていきます。
回数
髭の脱毛は髭の濃さで変わってきますが、髭は他の部位と比べて毛が濃いのが特徴です。もみあげや頬、あご下や首は比較的毛が薄く、鼻の下や口の下、あごは濃い毛が生えています。
一般的な回数の目安として、脱毛の効果が実感できるのは5回~10回程度です。また、自己処理がいらないほどつるつるになるまでは20回以上を必要とします。上記の通う回数については髭の濃さに個人差があるため、あくまで目安として参考にしてください。
髭の医療脱毛で毛が抜けるまでのサイクル
脱毛には適切な通う期間があります。通う頻度の目安としては、1.5ヶ月~2ヶ月に1回です。
これには毛の抜ける毛周期が大きく関係しています。では、毛が抜けるサイクルについて解説していきます。
複数回の施術が必要な理由
脱毛の効果を得られるためには、少なくとも3回以上は通う必要があります。毛周期とは、成長期・退行期・休止期の3つのサイクルで毛の生え変わる周期のことをいいます。
成長期に毛が伸び、退行期に毛が抜け落ちます。休止期は名前の通り肌を休ませている状態です。
脱毛の効果が得られる期間は成長期の毛といわれており、特に成長期の後は効果が大きいです。1回の施術で効果を得られるのは全体の10%~20%のため髭の脱毛には複数回の施術が必要になってきます。
髭脱毛が完了するまでのケア方法
髭の脱毛に通っている期間は、肌のケアや髭剃りなどの自己処理に注意が必要です。ケアを怠ってしまい脱毛の効果が得られず、肌へのトラブルを引き越してしまう可能性があります。
スムーズに脱毛を行うためにも脱毛が完了するまではしっかりとケアをすることが大切です。ここからは、ケア方法について詳しく解説していきます。
保湿をする
施術後は肌がダメージを受けて乾燥しやすい状態になっています。乾燥していることで、赤みや炎症でヒリヒリしてしまうなど肌トラブルを起こしてしまう原因になってしまいます。
また、乾燥している状態で施術を受けると痛みを感じやすくなり、効果も得られにくいといわれています。
肌の乾燥を防ぐためには保湿が重要です。洗顔後などは化粧水で潤いを与え、その上から乳液やクリームで潤いを閉じ込めて保湿をしっかり行いましょう。
日焼けをしない
脱毛に通っている期間は肌がデリケートになっており、日焼けをしやすい状態です。日焼けをしてしまうと肌は火傷をしている状態になるため、施術ができなくなってしまいます。脱毛期間中は日焼け止めを塗るなどの日焼け対策が大切です。
男性ホルモンを分泌させ過ぎない
男性の体内ではテストステロンという男性ホルモンが多く分泌されています。男性ホルモンの影響で髭は濃くなるといわれています。男性ホルモンは、生活習慣の乱れや睡眠不足やストレス、喫煙などが原因で増えます。
規則正しい生活習慣やストレスを溜め込まない生活をすることで、男性ホルモンは減少し髭も薄くなっていきます。
肌荒れを防ぐ
脱毛に通っている期間中も髭剃りを行うのですが、カミソリなどで肌を傷つけてしまい肌のトラブルに繋がり、施術ができても効果を得られにくいなどの原因になってしまいます。
髭を剃る時は普段よりも優しく丁寧に行うようにしましょう。また、カミソリよりも電気シェーバーを使うことで肌へのトラブルのリスクを抑えることができるため、おすすめです。
髭脱毛の期間中のNGな行動
髭の脱毛に通っている期間中は、気をつけなければならない点があります。注意をせずにいることで脱毛がスムーズに行えなくなることもあります。今回は大きく3つに分けて解説していきます。
髭を抜く
脱毛に使用される機器のレーザーは黒い色のメラニンに反応するため、髭を毛抜きなどで抜いてしまうと効果が得られにくくなってしまいます。
レーザーを照射するはずだった毛を抜いてしまったことで毛周期もみだれてしまいます。毛周期に合わせて施術を行うため、再度施術ができるまで時間がかかってしまうことになります。問題なくスムーズに脱毛ができるよう、毛を抜く行為は避けましょう。
脱毛直後の飲酒や入浴
施術直後は肌の赤みやかゆみが出やすく、入浴などで血行をよくしてしまうと症状が取れるまで時間がかかってしまいます。
また、飲酒に関しては摂取した体内のアルコールを分解するために水分が必要となります。体内の水分が奪われることで肌は乾燥してしまい、施術後の肌トラブルへつながってしまいます。施術後の飲酒や入浴は控えるようにしましょう。
毛周期を守らない
毛周期を無視して施術を行ってしまうと、成長期の毛が生えそろっていない場合があります。その場合は通常よりも施術の回数が増えてしまう可能性があります。
前章でもお話ししましたが、毛周期の中で成長期の毛に施術を行うことで脱毛効果が得られます。成長期の毛が生えそろっていないと効果のあるはずの毛にレーザーを照射できないことになります。そのため、施術回数が増えてしまうことにつながってしまいます。
どろぼうひげの原因
どろぼうひげとは、施術前に比べて施術後の方が濃くなる状態のことをいいます。脱毛機器のレーザーは黒い色のメラニンに反応して照射します。レーザーが照射されると熱を帯び、毛穴の中の毛が膨張して外から見た際に黒く見えてしまい、どろぼうひげのように見えるのです。
さらに、施術直後に照射した毛の燃えた残りかすもどろぼうひげに見える原因です。また、脱毛の施術後は毛が柔らかくなることがあり、そのため毛を剃る際に剃り残しが増えてどろぼうひげに見えてしまうこともあります。
どろぼうひげの状態は時間が経つことで気にならなくなります。気になると毛を抜きたくなる方がいらっしゃいますが、抜かないように気をつけましょう。
どろぼうひげの対策
どろぼうひげになってしまった際に、注意しなければならない点としてまずは保湿です。
保湿を行うことで炎症を抑え、毛穴にの中に埋まっている毛が抜けやすくなります。乾燥してしまうと肌トラブルの原因にもなりますが、どろぼうひげの対策としても大切です。
また、毛が柔らかくなり剃りにくく剃り残しがあることでどろぼうひげに見えてしまいます。剃る際は丁寧に肌を傷つけないよう気をつけて行いましょう。
まとめ
髭の脱毛は時間がかかりますが、脱毛することで肌荒れに悩んでいた方は悩みが解消され見た目に自信が出てきます。また、身支度の時間も短縮することができ、髭の脱毛は気持ちを前向きにする効果もあります。
今回の記事で解説した内容が、ぜひ髭の脱毛を検討されている方へ参考になればと思います。